第2章 ピンクの……獣??
鳴「あ、そう言えば…ドアの所にこんなものが…」
硫黄くんが出したのは、クラブ活動の登録書_
『あ!それ昨日、シローくんに出す様に言われてたの忘れてた…(´艸`*)』
由「めんどくせー」
『でも出さないとこの部屋使えなくなるよ?』
由「それは困るけど」
『あ!、ゴメン僕ちょっと行かないと』
由「何?生徒会?」
『うん!ゴメンね?』
僕は仕事を思い出してそっと部室を後にした…
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僕が居なくなった後の部室では…
鳴「それなら経済実践研究部」
鬼「高校生としての品格に欠ける!!…って生徒会長なら言うと思うよ?」
由「言うね! いっその事”地球防衛部”にしちゃえば?」
鬼「あ~。ドアにぶら下がってる?」
由「良いじゃん!めんどいし」
鬼「そんな理由行かないよー」
鳴「部員は最低6人」
蔵「顧問も必要だし」
”ガタン”
4人が振り向くと、急にドアが開き俵山先生が倒れて来た
鬼「俵山先生!!?」
そしてその後に入って来たのは、疲れ切った顔をしているウォンバットとそのウォンバットに嬉しそうにしがみ付いているゆもくん_
由「事後?」
ゆもくんはウォンバットを抱えて立ち上がる
由「お前箱根有基?」
箱「ウイッス! いつも黒玉湯をご利用ありおっす!」
ウォンバットがゆもくんから脱出して俵山先生の元に行くと、急に先生が起き上った
由「生き返った!?」
ウ「こうなった以上、あなた方にはもう頼みますまい!寧ろ責任を取って頂きます」
由/鬼/鳴/蔵「「「「えぇ!?( ゚Д゚)」」」」
ウ「ラブレスレット!!」
すると、ウォンバットから光が出て、そのまま空を指さしている俵山先生を伝って5人の左手に光が落ちる
箱「何これ? ウォンバットの恩返し?」
ウ「あなた方の愛を形にしたのがラブレスレットです」
”ビリビリ”
ラブレスレットに電気が走った
蔵「ちょっと、不良品?」
鳴「困りますね! 製造元に連絡して安福銭巻上げますか?」
ウ「それはラブレスレットのラブアラート!行きますよ!」
急に俵山先生が走り出した
5人「「「「「え?」」」」」
そして5人は戸惑いながらも俵山先生の後について行った_