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妖怪横丁に恋の訪れ!?

第3章 唐突過ぎる愛


猫「だって、鬼太郎の家に女の子が一緒に暮らすのよ。」
鬼「なんか言ったか、鼠男、猫娘?」
猫「!!いいえ。何でも・・・笑・・・」
それから3ヶ月程は何もなく平和に過ぎていった。
ヒロイン「お父さん!お風呂の用意ができましたよ。」
目「おぉ、ありがとさん。」
ヒロイン「いえいえ。」
目「ヒロインがここで生活するようになってから鬼太郎も楽になってるんじゃないか?」
鬼「はい。毎日のご飯もおいしいし・・・。助かってますよ。ありがとう、ヒロインちゃん。」
ヒロイン「・・・照 いえいえ。私も楽しくさせてもらってますよ。」
鬼「それに、妖怪退治も頑張れるんですよ。ヒロインちゃんがいると早く帰りたいと思えるから・・・。」
ヒロイン「鬼太郎さん・・・」
猫「んん!(咳払い)鬼太郎ー。」
鬼「!!猫娘。」
猫「また、二人でイチャイチャしてたんでしょ!怒」
鬼「そ、そんなんじゃないよ」
猫「どうだか・・・。」
こんな日が続いて今にいたる。
ヒロイン「4ヶ月たったあたりから、私は猫娘さんの気持ちに気がつきました。でも私はもうひとつ気づいたことがありますよ。今の私が言うと嫌味に聞こえてしまうかもしれませんが、ねずみ男さんは猫娘さんのこと本気ですよ。それだけは、わかっておいてあげてください。」
猫「そうね・・・。」
ヒロイン「じゃあ、鬼太郎さんもねずみ男さんもおとうさんも待っています。帰りましょう。」
ヒロインと猫娘は家に戻った。
鬼太郎とねずみ男はだいたいヒロインと猫娘がした会話のような話をしていておさまったようだった。
ヒロイン「ただいまもどりました。」
鬼「ヒロインちゃん・・・」
ヒロイン「大丈夫ですよ。ちゃんと理解してもらえました。それより鬼太郎さんはねずみ男さんとお話できましたか?」
鬼「はい。しましたよ。こっちも理解してもらえましたし、ぼくも理解できました。」
ヒロイン「よかったです。」
猫「ごめんね。ねずみ男。私、もう大丈夫だから。それから・・・ありが、とう。」
鼠「なんだって??」
猫「だから、ありがとう!って言ってるの!!!」
鼠「よかった。今までどおりの猫娘にもどったな。」
猫「・・・うん。」
目「よしよし。一件落着と。そんで、鬼太郎、ヒロインとの結婚はいつじゃ?」
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