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第2章 雲一つなく晴








「アスマ」と「晴」か……







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「あいつら二人は幼い頃から一緒に育ち家族同然の仲だった、晴が暗部に入って不安なときもアスマが支えてやっていたし…晴にとってアスマは掛け替えのない存在だった…お前たちと同じだよ」







そう、あいつにとってアスマは特別な存在…








「…俺…何も知らずにっ…」


「大丈夫、あいつはちゃんと分かってるよ…そうゆう他人の痛みが分かるやつだ…」




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アスマ…



あいつはお前のことを乗り越えられるのか…




晴はお前がいるといつも笑っていた



そんな晴を見る度、俺はお前にだけは適わないんだって思い知らされてたよ…






なぁ、アスマ…



俺は何をしてやればいい?





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