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異世界の住民【黒子のバスケ】

第3章 異世界


振り向いた黄瀬は目を見開く。当然の話だ。其処にいたのは、突然変異をした生き物がいた。その生き物は、ゴリラなのに全身石で出来ており、体長は3mぐらいはあるだろう。目は、赤くギロリと睨み付けて黄瀬を見る。よく周りを見れば、突然変異をした生き物が大量に集まってきた。ゴリラの突然変異は、拳を作り黄瀬に襲い掛かる。黄瀬ッ!!と皆は名前を呼ぶが、黄瀬は動く事も出来ずギュッと目を瞑るしかなかった。その時だった。

「戦闘開始ッ!!保護しながら戦闘を行ってください!」

柚姫は、そんな事を皆に伝え黄瀬の前に現れ結界を作る。カキーンッ!!という高い音が鳴る。 柚姫達の格好は、黒いコートを着ている。黒いコートが大きく揺れる。いつまでも痛みが来ないのか黄瀬はゆっくりと目を開いていく。 柚姫は、ゆっくりと黄瀬の方を振り向く。

「怪我とかありませんか??」

「は、はい………ス…。」

黄瀬は、思わず頷くと 柚姫は、良かった…とホッとしたのか頬を緩めるがすぐに、表情を戻すのだ。睨みつけるように、ゴリラの突然変異を見る 柚姫。結界を破ろうと何度も殴ってくる。その度に、キン、キンッ!という高い音が鳴る。

「いいかー!絶対に、1人で戦うなよ!2人か、3人で組んで戦えッ!!」

声を張り上げて言う洸汰。集団で襲い掛かってくる狼のような突然変異達。それを次々と仕留めていく。洸汰は、後ろからゴリラの突然変異の首を狙い定め、刀を振り下ろす。が、キーンッ!と鳴るばかりだ。勿論の事、洸汰や 柚姫が驚いていた。ゴリラの突然変異は、洸汰に向かって振り払う。
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