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異世界の住民【黒子のバスケ】

第7章 訓練


青峰は、黄瀬の【模倣(コピー)】で出来ないかと質問すると、黄瀬は即答する。なんでだよ?と青峰は、黄瀬に質問をしてしまう。

「【完全無欠の模倣(パーフェクトコピー)】でも、駄目なのか?」

笠松が悩みながらも、黄瀬に質問する。あ~…と声を漏らし、手を顎に持ってきてうーんと唸り声をあげながら考えていた。

「やった事ないっスから何とも言えないっスよ。」

黄瀬は、苦笑をしながら笠松に向かって言う。青峰は、急にブンブンと刀を振り回す。だが、その瞬間黄瀬が動くのだ。黄瀬は、戻ってきた柚姫に向かって言う。

「柚姫っち!俺の相手してくれないんスか?」

黄瀬の発言に、皆は茫然とする。勿論の事、柚姫も驚きの表情を見せる。柚姫は、うーんと唸り声をあげながら少し考え、やがて顔を上げる。

「いいよ、やろうか…。涼太。」

「姫様!本気ですか?!俺が、相手になりますよ!」

柚姫の発言に、慌てて答える洸汰。その様子から柚姫は、クスと笑うだけだった。柚姫は、黄瀬と戦うつもりなのだ。

やがて、2人は移動して互いに剣を構える。黄瀬の瞳は、黄色へと輝いていた。そう、まさに【完全無欠の模倣(パーフェクトコピー)】が、発動したのだ。

その違和感を持ち始める柚姫は、微妙に表情を変える。

──何だろう、この違和感は…。

柚姫は、疑問に思いながらも刀にギュッと力を込める。そして、黄瀬から動き始めた。その動きはまさに、先程戦って見せた洸汰の動きだった。

柚姫と洸汰は、驚きの表情を見せる。
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