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彼女はおびえても超可愛い。
第6章 治療。
「失礼しまーす、」
そう言って入ったけれど、誰もいなかった。
「誰もいなぇのか・・・・・」
はぁ、とため息を漏らして椅子に腰かけていると、奥のベッドから声が聞こえてきた。
「水野君・・・・?・・」
「・・・え」
そこの声はよくよく聴いたことのある声だった。
奥のベッドへと向かうと、そこには案の定、香奈がいた。
「えっ、・・・・香奈!?」
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