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I…

第3章 受け入れざる世界。




「ひとり、か……
そうかもしれない。」


本当の自分もわからないなんて

そんな孤独なことはない。



『でも習はそばにいてくれる
でもその習はすぐどっかに行く。
前にもこんなことがあったね。
あの子たちもいなくなった。』


私はひとり。


「あの子たち?
ううん、いなくなったのは私の方。
私が弱かったから。
無垢だったから。」


そうだ。

あの夢は、私自身。

私の過去。

あの子は私……。




「私は…………」







「喰種かもしれない」




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