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I…
第3章 受け入れざる世界。
『巻いた巻いたぁ♪』
「はぁ…こんなに動いたの…」
あれ、なんて言うつもりだっけ?
「ここ、どこ?」
勢いで逃げてきたから道間違えたわ。
『しっかりしてよねぇ
私もあんまり覚えてないんだからぁ』
「そうなの」
なんでもわかってているのかと思った。
「どうしようか」
『コーヒーの匂いする』
その言葉に誘われ鼻をきかせてみた。
「ほんとだ。いってみようか」
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