• テキストサイズ

I…

第3章 受け入れざる世界。




それからコーヒーを作って

二人で飲んでいた。



「うん、おいしい。
さすがだね
以前にも作ったりしていたんではないか?」


「かもしれないね、っていっても、
いんすたんと、なんでしょ?
簡単じゃない」


難しいことなんて全然ないし。

やってみれば出来てる。

私はそんなもんなんだ。



「君は、怖くないのかい?
自分自身が何者なのか、わからないままで」


「怖い……?
そう、ね、不思議と、怖くないんだ。」


「そうか。
どっちがいいんだい?」


「え?」


何が言いたいのかわからなくて

首をかしげた。



「質問の仕方を変えよう。
皇、君は



どっちで在りたい?」



私は………




/ 157ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp