• テキストサイズ

I…

第2章 助け合うところ。




「テメェ」


きっとこのうさぎのお面の喰種は女の子、

なぜだかそう思った。



そしてうさぎの子は怒りに達したのか、

真戸に駆けた。


「貴様のような『羽赫』の喰種は
スピードに頼り切った単調な攻撃が特徴だ」


バッ


スッ


「基本的に持久力不足
短期決戦を逃せば戦闘能力はグンと下がる
…赫子はどうした?さっきので仕舞いか?」


真戸はニタァと笑う。


「ッッうっせぇ!!!」


「挑発に乗るなっ」


私は思わず叫んでいた。


「クク、馬鹿が」


ズプ


言葉は遅く、うさぎの子は腕に怪我をしてしまった。





/ 157ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp