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I…
第5章 繭
それから私は金木くんとの約束を果たすために
待ち合わせ場所にいた
「あ、ごめん待った?!」
「ううん、行こう」
「え、うん。
こっちだよ」
金木くんの後ろを歩いて
目的地に向かった
「んー、どうしようか、
このまま外でトーカちゃんを待っておこう」
「ここなの、うさぎちゃんの家」
「うん、確かここだよ」
へぇ、と呟いて
夕方の涼しい風を頬にうけて
空を見上げた
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