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I…
第4章 すぐそこにそれはあった。
《あんな思いはやだ》
いつのまにかもう一人の私が
泣いていた
「………あん、な人間がっ
あんな小さな喰種を殺していいわけがないっ」
なんて汚い世界
淀んで腐んで
「《この世界は汚い》」
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