誰よりも君で。heiji×kazuha恋物語【名探偵コナン】
第9章 Love+love
in服部邸
今日は静華の手料理を振る舞うため和葉が平次の家に泊まりに来ていた。
「やっぱおばちゃんのてっちりは美味しいわぁ~」
満足そうに和葉はテーブルに並べてある料理を食べていた。
「ありがとぉな和葉ちゃん。わざわざ泊まりに来てまで私の料理食べてくれて」
「ううん。全然ええんよ。おばちゃん」
そんな会話をしているとあっという間にテーブルにおかれていた料理は無くなった。
「お腹いっぱいになったし、あたしお風呂入ってくるわ」
和葉は風呂に入っていった。
「平次ぃ。和葉ちゃんの寝るとこ客間でええやんなぁ」
「お…おう。ええんちゃう?」
なぜか平次は内心がっかりしたが静華の意見に従った。
『今日の午後9時頃から大雨洪水警報が出ると思われます』
TVから天気予報士の声が聞こえる。
「あれ~。雨なんかぁ。夜に嵐どっか行ってくれるとええんやけどなぁ」
静華はそう言って洗濯物を取りに行った。