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○○の夢の部屋

第3章 1粒目の涙


昼休み

真矢「瑠嗚?昼だよ?ご飯食べよ!」

真矢はそう言い、瑠嗚に寄り添った

『ん?んー、』

瑠嗚は寄り添ってきた真矢の頭を撫でながら

『裏庭、いこ…』

真矢「(珍しい)うん♪」


裏庭

真矢「珍しいね?あたしの頭撫でるっていう」

『そう?』

真矢「うん!まぁ、あたしからしたら嬉しいけど」

『あの、転校生らと…関わってたら、疲れた』

真矢「だろうね!瑠嗚は静かな所が好きなんだから、邪魔なんてして欲しくないもんね」

『うん、』

真矢「大丈夫だよ!あたしが守ってあげるんだから!」

『弱い、のに?』

真矢「うっ よ、弱くなんかないし!」

『真矢を守るのは、…うち、だから』

真矢「本当瑠嗚ってイケメン そうゆうとこマジで好き」

『……ありがと』クス

真矢「(あ、笑った)」

二人は、(真矢の一方的な)話をした


5時間目
始まって何分かの事だった


「黒豹!出てこいやぁー!」

と、外から声がしクラスは騒ぎ始めた

『……』

真矢「黒豹って瑠嗚の事じゃないの」

『…ん、』

「さっさと出てこんかいや!」

『はぁ..いってくる』

真矢「ちょっと待ってよ!あの人数だよ!?」

外には数十人程の不良がいた

『大丈夫、うちの強さ知ってる…でしょ?』

真矢「そうだけど…」

『大丈夫だから、危ないから…ここにいて?』

真矢にそう言い、クラスにも

『皆も、ここに居てね』

そう忠告すると
瑠嗚は窓から飛び降り、音を立てずに着地した

すると、

吉「ちょっと待て!」

高「おい!」

と、瑠嗚に続き二人は窓から飛び降りた

瑠嗚はその二人を見向きもしないで不良たちの元へゆっくり向かった

「黒豹って名前があるからどんな奴かと思えば女かよ」

と、リーダ的な不良が言ったあとに

「やっべ!俺タイプだわ!」

「ちょ!ャらしてくれるかな?」

と、声を上げた

『……フッ』

「何が可笑しんだよ」

『いや、雑魚ばっかだなって思ったの』

「おまえ、女だからって舐めんじゃねぇぞ!?」

「大体、女一人にこの人数に勝てるわけねぇだろ?!」

すると、

「土下座したら帰ってやるよ」ニヤニヤ

『…しないと言ったら?』

「なら、死ね」

そう言い、不良は瑠嗚に鉄パイプを振り下ろした
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