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観覧車で・・・

第5章 観覧車で・・・


私が再び景色を見ようとすると、「はぁ・・・」とため息が聞こえた。
「だめだな。やっぱり君にはかなわないんだよなぁ。」
テツは「はは・・・」と弱弱しく笑った。
「え?」
私は「?」でいっぱいだ。
「君は本当に事を言ってくれたんだもん。僕も言わなくちゃ。」
テツは大きく息を吸い込んだ。
「僕とテンマは同一人物だよ。そして僕と競演したメイはメイさんでしょ?」
「・・・!うん!!!!」
お互い、分かってたんだ。

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