第6章 メガネと存在感
〜暦 side〜
暦
「影山君、調子はどう?大丈夫?」
皮肉屋から離れて私は、影山君に声をかけた。
影山
「……ああ」
返事はしてくれた…けど、
さっき私の顔とメガネの話の時は、割といつも通りに見えたんだけどな…
昨日月島君に言われた事、まだ気にしてるのかな…
清水
「暦ちゃん、」
暦
「!ハイっ」
考え事しながらボーッとしてた、恥ずかしい!
清水
「今日は、得点板お願いして良い?」
暦
「了解です!」
私は、得点板の左に『影山・日向チーム』右に『月島・山口チーム』と書いた。
暦
「…よし」
影山君の様子も気になるけど、私は私の仕事をしなきゃ…頑張るぞ!