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【ハイキュー!!】おとうとびお

第2章  おとうとびお カレー


私には弟がいる。

生意気でそっけなくてツンデレの

飛雄という弟が。


「…ただいま。」

「おかえり。」

バッグを置いて、こっちを見上げる飛雄はデカくて。

「飛雄、お前デカイ。」

「…姉ちゃんがチビなだけだろ。」

「はぁ!?デカイ方だし。飛雄がデカイんだよ!」

「…別に女なんだからデカくなくていいだろ。
母さん飯。」

私をスルーして椅子に座る飛雄。

…誰に似たんだこいつ。

「今日のご飯はね〜、なんとカレーです!生意気な口聞くならやんないよ。」

「…作ったの母さんだろ。」

「あらあらざんねーん。作ったの私でした!
さー、どうする飛雄。いま謝るんだったら温卵プレゼント!」


ぐぬぬぬ、と悔しそうな飛雄。

「…」

「え?聞こえなーい」

「…だからっ。その。
ご、ごめんなさい、」






…こういうとこまだかわいいと思う。



「ふふっ、よく言えました。ほれ、カレー」

飛雄のほっぺをグリグリやる。


「や、やめろひ!」

「えー?何だってー?」


「やめろ!」

「あははっ。本当カレー好きだね!」

飛雄はモグモグカレーを必死に食べている。

あー、可愛いー。

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