• テキストサイズ

【ハイキュー!!】おとうとびお

第6章 おとうとびお 風邪


そして、今は。

ベットに寝かされている。

隣の部屋から誰かと電話している飛雄の声がする。

「っ…だから、〜を〜で!」

…?なにいってるんだろ。


「あ、はい、わかったっス。待ってます。」

電話を切り、こっちにやってくる足音がした。

「あ、飛雄。」

「あ?なんだよ?」

「誰と電話してたの?お母さん?」

私の言葉に飛雄は明らかに動揺したような顔をして、

「…なんでもねぇよ。」

と、短くつぶやいた。

「ふーん。そっか、ねぇ飛雄。寒い。」
「え、あ、ワリィ。今毛布持ってくる。」

パタパタ、とかけるような足音。

はっはーん、誰か呼んだな。
たぶん、スガあたりだろう。




30分後。

「ピーンポーン」

2人っきりの家にはよく響く、チャイムの音がした。


/ 21ページ  
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:なごんだエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白い
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp