• テキストサイズ

心で繋がって〜失くして気付く重み〜

第3章 あなたの生存確率




リヴァイの部屋がなくなり
兵士長という立場の人間がいなくなった。

それから1ヶ月たった今でも…
兵士長は空きのままだ。


エルヴィンも、決めかねているのか
誰や彼やと名前は上がるものの
正式な決定までは行き着けないでいた。




「ハンジ…君が兵士長になるかい?」


そう、エルヴィンの部屋へと呼ばれ
第一声がそれだった。


『止めてくれる?柄にもないよ。』


すぐに断った私にエルヴィンは笑みをこぼした。


「そう言うと思ったよ…。

ハンジ、来週くらいに壁外調査を実施したい。」


『物資の確認だったな。ならあの廃墟の城に行くんだろ?』

「あぁ。」


『わかった。また報告書は私がするよ。
でも…兵士長にはならないからね』



念を押して断るとエルヴィンはまた笑った。

エルヴィンの事だ。冗談でこの話を
持ち出したわけではないのは解る…が、
私に兵士長という肩書きは必要ない。

そこまで戦力にもならないだろう。

ましてや…またあの部屋で寝るなんて
考えられなかった。
/ 160ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp