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心で繋がって〜失くして気付く重み〜

第6章 あなたの葛藤



「ファーラン!」

しっかりと記憶がある。
調査兵団に共に入団し…俺の驕りで死なせてしまった。


「よぉ。リヴァイ。
忘れられたかと思ってたぜ。」

「…なわけねぇだろ。」

「嘘つけ。実際…忘れてただろ?」

「ざまぁねぇな…」




「兄貴!!」

背中にドンっと衝撃が走る。

「イザベル…」

「やっと会えたぁ!!兄貴!」

赤色の綺麗な髪をクシャと撫でた。
忘れるわけがない…俺の仲間。



「リヴァイ…。もう大丈夫だろ?」

「あぁ…思い出した。

エルヴィンのおかげだ。」

「お前はいつの間にか…あいつに絆されたな」

「はっ…うるせぇよ。

まぁ…悪くない。」


ファーランはリヴァイの胸に拳を突きつけた。

「もう兄貴行くのか!?」

「あぁ。悪いな。女が泣いてんだ…」

イザベルは頬を膨らませ拗ねていた。
その頬をつねると歯を見せ、あの時と変わらない笑顔だ俺を見る。


「兄貴。頑張れ!」




…もう大丈夫だ。
俺をもうハロルドなんかじゃねぇ。


リヴァイだ。




その瞬間、暗闇だった世界が一瞬にして光に包まれた。
そして、俺の手を誰かが勢いよく引っ張った。




『…こっちだよ。リヴァイ…』



その声は…俺を安心させるアイツの声だ。


「あぁ。今行く。」


俺はその手を掴み返し光の中へ入っていった。
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