• テキストサイズ

集合【黒子のバスケ】

第1章  彼等がやって来た


「…では、君達が疑問に感じてることを
私が知っている範囲でお答えします
あくまで私が知っている範囲です」

「………」

私はとある漫画を一冊手に取った
…きっと彼等に見せても大丈夫だろう

もうWCも終わって皆雰囲気も
丸くなってるだろうし

「これは貴方達に関係する情報です」


「……これは…っ!!」

「貴方達は私達の世界では漫画・アニメになっている だから知っていた
…そして貴方達はトリップしてきたんじゃ
ないかって思うの」


「トリップ?」

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

私は黒子君達にトリップのこと
漫画の世界の住人のことを話した

「……こんな感じかな」

「なるほどな」


「私はこの情報しか知らない…ごめんね?」

「いえ、大丈夫です」

"グウ~"

「香奈、ごめん お腹すいた…」


もう10時半
…私が起きてから1時間経ってる


「火神君お腹すいたんですか?」

「ああ…」


「…皆さんの分も作りましょうか?」

「…え、でも」

「大丈夫 別に変なもの入れたりしないから」

「…じゃあお願いします」


「…作り終わったら呼ぶからゆっくりしていて」

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

さて何作ろうかな?
大人数だし無難にカレーでいっか


…それにしても急にビックリしたな

異次元にトリップする話や小説はよく聞くけど、逆にキャラクターがこっちにトリップしてくるのはあまり聞かないからね

頭の隅で彼らのことを考えながら
次々と野菜を切っていく

あ、こんな時だからなのかリコちゃんの
カレー思い出しちゃった あのカレー
どうやって作ってるんだろう

"ピッ"


あ、サラダも作ろう

サラダの材料は適当にミニトマトと
レタスとかにかまと、モヤシでいいか

で、サラダは冷蔵庫で保管しておいて…
/ 133ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp