第22章 *カウントダウン 開始*
「なにこれ?悪戯…?」
(宮)「どうしたんだ?」
「これ…」
私はメールを皆に見せる
(笠)「何かの悪戯か?」
「そう思ったんだけど、
受信先が書かれてないんだよね」
そう、理彩が言う通りこのメールには
受信先のアドレスが載っていない
それだけじゃなく本文の一番下に
カウントダウンの数字らしきものが
かかれている
しかも段々数字が減っている
(火)「なんだこれ?」
(青)「暗号か?」
「暗号ではないのだよ
すぐ考えれば解けるのだよ」
(赤)「確かにすぐ解けるね」
「有効期限は残り10日 使者現れる時
皆2度の生を持つ。 必ず使者現れる
その先は平穏な生活なるべし
死と生の間で秘密明かされるべし
10日間悔いなきよう楽しむべし
↓ これはつまり
この世界での生活は残り10日で終了
10日後に使者が現れて私達は生まれ変わる
…たぶん転生っていった方が正しいかな
…こんな感じだと思う。」
(高)「はあ!? なんだよそれ!
じゃあ俺達元の次元に戻れないって
ことかよ!」
「……。」
(赤)「生まれ変わるってことは
そういうことだろうね…」
(紫)「はあ?なにそれ?意味わかんない」
(火)「大体、俺達なんでここに来たのかも
わからねえのに転生ってなんだよ!」
(相)「火神君…」
(黒)「…たしかに、ここにきた理由も
分からないしなんでいきなり転生なんか…」
…皆がここにきた理由。
今まで気にしてなかったが 言われて見ると
確かにそうだよね…
(日)「そういえば、お前らここに来る前
異変っつーか、なんかあったか?」
(桜)「異変… 」
(今)「そういえば、ワシは光に包まれたで」
(紫)「光ー? …俺は…どうだっけ?」
(日)「お前らもか? 俺らもだぜ」
「…なんか関係ありそうだね」
(赤)「そうだね」