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集合【黒子のバスケ】

第21章 *元 籠球の騎士 *



「…説明していいか?」


(相)「ええ」

「俺は優 香奈が作り出した
もう1つの人格だ」

(黒)「もう1つの人格…」


「ああ、けどそれは自分を守るために
作った訳じゃない」

(赤)「どういうことだ?」


「香奈が人を守るために作り出した
人格と言えば分かりやすいか?」

(赤)「…ああ」


「前に、自分じゃどうしようもない事が
起きたときに俺が生まれた」

(今)「それって…」


「その詳しい説明は出来ないが
まあ…さっきみたいに香奈の力じゃ
どうしようもない時に俺が現れる
と思ってくれ」


(火)「そうか…」

「それとお前達の技使って悪かったな」

「いや、別にいいのだよ…」


(黄)「香奈っちはバスケ出来るんスか?」

「出来るよ 体力とスピードが
キセキ並だからな…

けど、シュートはからっきしだ
まあ黒子と同じくらいだな」


(火)「それじゃあ…」

「けど、ドリブルとパスは上手い
その力でチームを支えていたしな」


(黒)「…優さんは?」

「俺は… 簡単にコピーが出来る
スタイルも、技も 影の薄さも」

「!」

「けど、俺達は" 力 "を望んでいる
訳じゃない …バスケそのものが好き
なんだよ チームでのバスケが好きなんだ」


「… 優っち好きッス!」

「男に好かれても嬉しくない」


(黒)「優さんと仲良くなれそうです」

「そうだな」

( 優、赤司君と話がしたい )


「悪い、皆先に帰っててくれ
……赤司は残れ。 ああ、そうだ
理彩には さっきの事は話すな

あと香奈とも。
…香奈と理彩を傷つけたら…
分かってるよな?」


優からは殺気とも言えるものが沸いている

「わ、分かったッス!」

「あ、ああ!」
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