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大好き☆ハイキュー

第12章 ツキアカリノシタニサクハナ(菅原孝支)


それからというもの、授業中ふと気づけば桜井を見ている自分がいる。


菅(ヤバイ、重症かもしれない)



桜井は黒板の文字をノートに書き写している。



そのうち俺は彼女の視線が時折”ある人物”に向いているのに気付いた。



菅(・・・大地?)



菅(桜井は大地の事・・・。そうか、大地か。頼りがいもあるし、いいヤツだもんな)



そう思いながらも、俺の胸は焦燥感で一杯になっている。



・・・俺の足は店から遠のいていった。



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