第1章 ……
「ヒロト。私達、少しの間、会わないようにしよう。」
「なんで?」
「今のままじゃ、ヒロトに対してちゃんと
恋してるって言えない。
離れてる時間があっても、ヒロトがちゃんと好きだっていえるように。」
「うん、…わかった。」
「いまも好きなのよ。わかってねヒロ「わかってるからマユミ。」」
ちゅ…
「ちょ、と、ヒロト!!////」
「やっぱり、可愛い。
ねぇ、マユミ、来年、マサト達、結婚するんだ。
だから、それには来てほしい。
俺への気持ちもあせてもいい。無くなってでもいい。だけど、兄貴の結婚式には…」
「考えとく。」
ヒロトは嬉しそうに、苦しそうに笑った。