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あの子と入れ替わっちゃって黒バスの世界に来ちゃったっ!

第5章 第四章


貴女(もう一人)side
この世界に来て、困ったこともあったけど何とか切り抜けてきた私は、何とか楽しく過ごしている。

そして今どうやったら帰れるのか悩んでいる。
てか私、なんでここに来たんだろう…何かやりたいとか思ってたっけ?

…毎日帝光中のみんなと一緒に居て
バスケの練習を見たり、さつきのデータの手伝いをしたりしてたよね…
それでいつも通り起きたら…

この世界に来てたと…別に何かがしたいって訳じゃない。
何かがしたかったって訳じゃない。でも…どうして?
でも、お父さん達には会いたかった。
これが何かをしたい理由ならこれが理由になるだろう。だって、帰って来ないもの、海外を飛び回っていて今どこで何をしているかさえも把握が出来てないくらいなんだから。

…最後に家族で出かけたのっていつだっけ?
今の私の年は本当は14歳思い出してみる…
確か10歳になった日にファミレスに行ってからどこにも行ってない。その年からお父さん達は忙しくなって全然帰って来ない。

てか、お父さん達がいない生活が当たり前になってきてる。それは良くないこと、分かってるけど…でも…帰って来たら何を話せばいいのか分からない。

でも会いたいよ…
もしかしてこの願いが私が三次元に来た理由?
あの子は黒バスの世界に行きたいって願ってたから行ったんだよね。
私はお父さん達に会いたいって…

よくよく考えると今のお母さんとお父さんって血繋がってないよね?
多分こっそりDNA鑑定出そうかな…
なんかやってww

もし血の繋がりがあるのなら、私はもう一人の娘?なのかな?ということはあの子も私のお母さん達と血が繋がってるってことだよね。
入れ替わっても血縁上はおかしくないか…
でも、昔の話されたら困るなーまあ何とかその場をしのぐしかないか…
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