《FAIRY TAIL》一般少女は最強になってしまったようで
第2章 *トリップ*
エン 「カエルム、シュートだゾ!!!」
『急に攻撃って…………やめぇぇぇぇい!!!!!』
私に向かって放たれたビームをギリギリのところで交わす。
そしてエンジェルはもう一本の鍵を取り出した。
ん?
『もう一本!!?なんの鍵だ!?』
私がワクワクしているとエンジェルはさらに顔を歪めて、私のほうに鍵を向けた。
そして
エン 「開け、水銀座の扉……………マタステア!!!」
そう言ってでてきたのは
青い短髪の美形男子。
手には透明な水晶。
私は思わず
『か、かかか………かっこいぃ〜!』
と叫んだ。
エンジェルはピクッと動き、目を見開いた。
だがすぐに普通の目に戻り、口元を緩ませ「だろ?私の自慢の星霊だゾ。」
と言う。
うん、自慢していいよ絶対。だってめっちゃイケメンだもん。
そしてエンジェルは躊躇なく星霊に命令して、攻撃を食らわされる。
いや、避けてるよ?
だいぶ時間がたった。
私は一回も攻撃していない。
今までで出してきた星霊はカエルムと、マタステア?だったっけ、それと、ホークっていう大鷲。
全部かっこよくて見入ってしまった。
でもエンジェルのほうはだいぶ魔力を使ったみたいで。
エン 「い、いつまで逃げるつもりだゾ……さっさとくたばるんだゾ!!カエルム、シュートだゾ!」
多分、それで全魔力だったのだろう。
私はそれを交わした。そしてエンジェルは膝をついて、カエルムは消えた。
私はエンジェルを見据える。
エンジェルは私の視線に気づき、睨んでくる。
私はしゃーない。と思いながらエンジェルに近づいていく。
エンジェルはものすごく警戒している。
「くそ、魔力がフルだったら、」なんて言っているが気にしない。
私はエンジェルの目の前に来てしゃがんだ。
エン 「………殺すなら、早く殺すんだゾ。」
エンジェルは俯きならがそう言った。
私はというと
『うーん…………………………できるかなぁ?』
と唸っていた。
なにができるかなぁ?って??
そんなの決まってんじゃん。
エンジェルの回復ですよ。
だって神が…じゃない紙が言ってたじゃん。
知ってる魔法は使えるよ〜って。
だから、ウェンディの天竜の回復魔法を使おうと思ってます。