第2章 私のペットは…擬人化する!?
散歩がてら、ペットショップへ向かう。
外のポールに琥太郎を繋いで店内へ。
琥太郎を飼った日に、実は首輪も買っていたのだ。
ネームに名前が掘れると言われたのでお願いしていた。
「すみません、首輪をお願いしていたのですが…」
・・・・「ありがとうございましたー。」
首輪を受け取り、琥太郎を連れて家へ。
帰ったら早速着けてあげよ~♪
「ただいま~」
家に入り、リビングへ。もちろん琥太郎を連れて。
ソファに座り、隣に琥太郎を座らせる。
そして紙袋から首輪を取り出す。
赤の首輪に付いてる金のネームプレートにはくっきりと、「kotaro」と掘られていた。
「琥太郎、じっとしててね?」
「クゥ~ン」
ピタッと静止する琥太郎。
可愛い…。
そんな琥太郎の首に、首輪を着ける。
「よし。できた。」