第4章 大学再開
今のは…留守番しててくれるってことだよね?
「あ、ありがと…「その代わり!」
パッと顔を上げて目を合わせてくる琥太郎。
わゎっ…!ち、近い!!
「う、うん。何…?」
「由紀乃が帰ってきたら、ギュッてさせて?」
「…え(汗)」
ニパッと笑う琥太郎。
…爽やかなハズなのに、その笑顔が怖いと思うのは私だけなのだろうか。
―――――それからというもの。
ガチャっ
「ただぃ「おかえりなさい!!」」
ドフッ(抱きつく琥太郎)
……こんな具合に帰るたびに抱きつかれる生活を送っていた。
でもしっかりお留守番していてくれるし、これくらい良いかな~。なんて思ってきている。
「よくわかったね」
「足音でわかった♪」
…さすが、犬(汗)
いつもドアを開けるジャストのタイミングでくるしね…(汗)