• テキストサイズ

冬猫の恋

第5章 涙 (シカマルsaid)



細い肩を震わせるゆえ

ひそひそと聞こえる怖声

〈氷猫さんが…?〉
〈うっわ、怖ぇ〜〉

口々に聞こえてくるゆえへの冷たい声と視線
だがそれを打ち砕いたのは…

「ばっかじゃないの‼︎ゆえがそんなとするわけないでしょ‼︎」


俺の隣にいたいのだ…


『⁉︎…いの…ちゃん』


ゆえが見開かれいのの方を見る。


いの「大体、ゆえがって事をあんたらが知ってんのよ⁉︎」

栄太「オヤジが、そうじゃないかって言ってたんだ!」
日造「俺もだ‼︎」


馬鹿な奴らだ。一緒に言やぁいいと単純に思っているところに腹が立つ。

そこへ


サクラ「そんな噂みたいなことでゆえを責めるなんて最低‼︎」
ヒナタ「そ、そんな決めつけるようなことひどいよ!」



サクラにヒナタまでもがゆえを庇う。

『サクラちゃん、ヒナちゃん』


震えた声で名前を呼ぶ…
ゆえの顔を見て微笑んだあと意気投合したのか三人は顔を見合わせて頷く。
そして栄太たちを睨み、プレッシャーを与えていく
ぐっと引き下がる二人、あと一息だ…

とそこへ


ナルト「ああぁぁ‼︎お前ら昨日俺とゆえにいちゃもんつけてきた奴らだってばよ‼︎」

シカ・チョウ以外「「「⁉︎⁉︎⁉︎」」」


まぁなんともいいタイミングでナルトが入ってくる。
それを聞いたいのたちが鬼の形相と化した…

サクラ「ナルト!それ本当⁉︎」

「ナルトが言ってんのは本当だ、粗方昨日言い負かされた腹いせだろうが…。めんどくせぇ事しやがるぜ!」

チョウジ「僕たちも承認だよ!言うの遅くなっちゃったけどね」

すっとゆえを庇うように前にでた俺ら…


もうここまでくれば袋の鼠、クラスの奴らは見合わせ栄太たちに視線が向き始め異様な威圧感のせいか…


栄太「ぐッ⁉︎畜生‼︎覚えてろよぉ‼︎」
日造「えっ⁉︎まっ、待ってよ〜」


また在り来たりな言葉を口にして去って行く二人…
いったいなんなんだ…

そのあとはお決まり…
いの・サクラ・ヒナタ(ヒナタは意外だ…)がクラスにゆえを疑ったことを謝罪させた。

そして…

/ 18ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp