第2章 4月
・・・ユウは思った
なぜ、こんなにじろじろ観察されなければならない。
こいつ(及川)に・・・
『あ、あの・・・。』
「なに~?」
そんなに見ないでほしいと思っているのだが、
そういうことを言えばこいつはしつこく聞いてくることを
この数分で知った
『あの・・・、見るだけならまだしも・・・。』
「ん?」
『なんで壁ドンされてるんですか・・・。踊り場で・・・』
「え、だって・・・。ねぇ?」
いや、知るかよ。という言葉が頭を駆け巡る
『どいてもらえませんかね・・・。私、これから烏野もいくんですよ』
「なら、なおさらどかない」
『いいですよ・・・。抜けれますし・・・』
そういってスルッと抜けた
「うちの高校と、柿ノ木学園・・・徒歩10分じゃん」
『それが何か?』
「さっき話してたんだけど・・・練習試合の機会増えるんだよね・・・」
『はぁ』
「俺、絶好のチャンスだと思うんだよね」
まったく意味のわからないという顔をしながら、話を聞いていた
「俺さ・・・、もっとユウチャンのことききたいなって」
『あ、遠慮しますぅ~』
「!?」
ようは、もっと仲良くなりたいらしい
『大変なのはススメのことだけで十分なので~』
「失礼ナッ!俺はススメよりいい子だもん!!」
『十分子供っぽいですよ!?』
ホント・・・及川兄弟意味不明
と、おもっているユウなのであった