第2章 4月
そうして、ユウは今
青葉城西高校の校門前にいる。
『・・・入りにくい』
広過ぎる
『・・・体育館は・・・何処だろ。』
その辺のジャージを着たちゃらそうな人に道を聞くことにした
『あの・・・』
「ん?」
・・・そのときユウはすぐに理解した
『ススメのお兄さんですね』
そう、あの及川徹だった
「え?なんで知って・・・、あ、そ~いうことね」
『あの、練習試合・・・』
「あ、待ってたんだよね~。案内しろってうるさい人が言うからさぁ・・・」
そう、こいつ〔及川〕はユウを待っていたのだ
『で、その・・・。体育館に行きたいんですけど』
「?体育館?」
『情報収集に決まってるじゃないですかぁ』
「そ、そんな子体育館に案内しない!!」
『へぇ・・・、いいんですかぁ?私練習試合取り消してもいいんですよ?』
「うぐ・・・この、クソガキ」
『クソガキで結構です。』
と、いい合いをしながらも
体育館に着いた
バン・・・
キュッきゅ・・・
バシッ・・・
ドカッ・・・
『・・・さすが強豪校』
「ふふ~ん、でしょでしょ」
『ま、私のとこ・・・これの倍練習してますけど・・・。』
「・・・!?」
『で、入畑監督は何処ですか?』
「私がそうだ。」
ふと後ろを見るといた
『あ、どうも・・・』
「そちらの監督はいないのかね?」
「あ、それ、俺もきになったぁ~」
及川と入畑監督が言った
『え、監督は私ですけど・・・。』
そのとき、全体が静まった
『・・・柿ノ木高校監督兼主将の八坂ユウです』
「は、ちょ・・・監督もしてたの・・・!?」
『そうですけど・・・。』