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止んだ雨。

第2章 帰り道で。


「・・・・」 沈黙。

、、、だって、目の前にいる人が幽霊だなんて、簡単に信じられるはずがない。

「しゅ、趣味悪い冗談はやめてよ、、、」
「冗談じゃないけど。」

返事が素早い。

でも私、今まで幽霊とか、お化けとか見たこと無いのに。

(いきなり霊感が強くなるとか、そんなこと、、、)

そう思いながら、もう一度そいつを見てみる。
  
色白な肌、長いまつげ、黒い髪、、、
何処にでもいそうな感じだけど、案外タイプかも。

「じろじろ見んな。 気持ち悪い。」

その一言でイッキに現実へと引き戻される。

まぁ、幽霊とか嫌だから、いいんだけど。

私だって、モテないし、そんな少女マンガみたいな恋が叶うなんて思っていない。

「すみません、私用事あるんで、先帰ります。」
そう言い残して、立ち去ろうと思ったとき、、、だった。

ぐいっ、、、

そいつが腕を引っ張って、顔を近づけてきた。
その距離わずか数センチ。

(うわっ、、、近っ、、、)

真っ直ぐに私を見つめるそいつ。

、、、ってか何これ、すっごく嫌なんですけど。
頭の中がゴチャゴチャしてる間に、そいつが腕を離した。

「なんだ、人違いか、、、 ってことで、もう俺の邪魔すんなよ。」

そう言い残してそいつは消えていった。

今の何だったの?
、、、ってか、あいつなんなの?

よく理解しきれないまま、とりあえずスクバを拾い、また頭に乗せなおす。

(とりあえず、塾行かなくちゃ。)

私は再び家路を急いだ。
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