第1章 主人公sid
「茶でも飲むか」
「私が入れますわよ、あなた」
「・・・。怒ってるのか?」
「れんしゅう。れんしゅう」
「悪かった。だが、ちょうどよかったろ?」
「何が?」
「手紙で元気がなかったからな。気分転換になったろ」
そうさらっと言ってしまう、我愛羅。何こいつ。さりげなく優しいとか、どこでモテ男のスキル学んできたんだ。あの人間不信はどこ行った。て、ナルトがぶっ飛ばしたんだったか。
「珠皇。俺は、お前となら、政略結婚であろうとも結婚してもありだと考えている。」
「・・・。我愛羅」
「だがな、好きな男がいるなら・・・」
「私は、砂の国で生まれて、両親が死ぬまでここで育った。両親が死んで木の葉に引き取られても、私には、どっちの血も流れてる。純粋な木の葉の者ではないんだ。」
「珠皇。」
「ねぇ、我愛羅。私は、両親はとても愛し合っていたし、私もそんなあの人たちが大好きだった。二人が同じときに死んだのも運命だと思ったよ。そんな私を慰めてくれたのは、我愛羅だった。そしてね。そんな私に愛することを教えてくれたのはシカマルだった。」