第1章 主人公sid
「遅い」
「ごめん、サスケ」
「たくっ。それよりお前本当に・・・」
「うん?」
私の雰囲気を察したのか、溜息を吐いてサスケは何も言わなくなった。さすが、親族。そういう察しがいいとこ好きだよ。ほんと。イタチ兄さんの次にだけど。
「・・・行くか」
そういい、私たちは砂の国を目指した。サスケと二人なためすぐに砂の国に着くことが可能となり、我愛羅とも再会をすぐに果たした。
正式な見合いをしなければならないということで、その日までは、宿でサスケとゴロゴロすることになった。実際には、サスケに連れ出され修行ばかりだったが。
だから、知らなかったのだ。シカマルが、私が見合いをすることを知ったのも、そのことに静かに怒っているのも、綱手様に文句を言っているのも、実家に直談判しに行っていたことも。
再びであった時のシカマルは二度と見たくないくらいには怖かった。が、その彼に出会うのは、まだ先だ。