第3章 主人公side
「シカ・・・」
「好きだ。愛してる。結婚してほしい」
そんなシカマルの口から出たのは、ずっと言ってほしくて、でも言ってほしくない言葉だった。
「返事は?」
そう促すシカマルはいつものシカマルと変わりなくて、何かの冗談かと思ってしまう。
「冗談は・・・」
「冗談で、結婚してくれは言わない。」
真剣な顔で言うシカマル。こんな顔、見たことない。
「ずっと、言えてなかっただけだ。何年一緒にいたんだ。気づけ。」
「・・・。」
「なに、他の男んとこフラフラ行ってんだ。帰ったらお仕置きだぞ。こら」
「シカマル、どうしたの・・・」
「なにが見合いだ。俺という恋人がいながら堂々と浮気か。いい度胸だ。俺は、自由にさせても浮気はゆるさねぇ。覚悟しとけ」
「いや、あのね」
「という訳で、我愛羅悪いな。こいつは俺のだ」
言い切ったみたいな顔すんな。人の話一向に聞こうともしない。この2週間ほどの間に何があったのよ。ほんと。