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グラジオラス

第2章 シカマルside


 最低なのはわかっているが、いざとなったら言いにくいのだ。『今更でしょ』とか普通にいいそうだしな。でも、拒否されるのも怖い。『楽な関係だから』とか言われたら、どうしたらいいんだか。
「聞いてるの!?シカマル!!」
「い、イノ落ち着きなよ」
「チョウジは黙ってて。シカマル、へたれのチョウジですらはっきりいってくれたのよ。あんたは、珠皇と結婚したいまで思っててなんで言えないのよ!!」
「・・・。」
「今すぐ言ってきなさい!!アスマ先生にも報告できないじゃない。」
「今いねぇよ。任務に出てる」
「は?」
 意味が分からないといった顔のイノとチョウジがいた。
「さっき、家寄って顔見てきたとき会った。砂の国に任務だと」
「そんなわけないわよ」
「うん」
 二人して、否定だ。なんなんだ。
「本人が言ってんだから、違うわけないだろ」
「・・・。珠皇、当分休みのはずよ。火影様に聞いたもの」
「僕もそう聞いたよ。ずっと任務が入っていたから、一ヶ月くらい休みにさせるって」
「どう、なってんだ?珠皇もおかしなこと言ってたし」
「なによ」
「いや、風影と茶飲むやら、親族としてサスケがとか」
「・・・。」
「それって、もしかして・・・」
 イノが黙り込んでしまった。チョウジのほうは何か検討が付いたようだ。いつもなら、頭の回転が早い俺の方が気づくだろうにチョウジのほうが先にとはどういうことだろう。
「なんだよ」
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