• テキストサイズ

High School

第5章 Class4.ファーストキスは突然に(///з///)の巻


「そうだけど。」
「なんだよ~。コイツと別れて俺と付き合わない?」
「お断りします!」
「ハハッ!冗談だよ冗談!」
そのやり取りにクラスの生徒達が顔を覗かせる。
「え~何~?副会長の彼女?」
「長野君彼女いたんだ~!」
なんだか騒がしくなってしまったのでももこは急いでその場を立ち去ることに。
その時、きょうこは思い切って松岡と向かい合った。
「松岡先輩!あたし先輩のこと何とも思ってないですから!他に好きな人いるんで!」
そう言うときょうこはももこの腕を掴んで速足でその場を去った。
「あっ!じゃあ長野センパイ!また後で!」
「うん!帰りにね~!」
博はももこに笑顔で手を振った。

「言えるじゃんきょうこ!」
勇気を出したきょうこの肩をももこは優しくポンと叩いた。



放課後、一人帰ろうと自転車置場に向かう健。
そこではきょうこが待っていた。
「今日こそ行くんだからね、ストロベリーパフェ食べに!」
「きょうちゃん…」
「早く来ないと置いてくよ!」
「あ、待って!」
健は急いで自転車を押してきょうこの後を追った。
/ 146ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp