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High School

第5章 Class4.ファーストキスは突然に(///з///)の巻


次の休み時間、今度はももこがきょうこを連れ出す。
「センパイにお弁当渡しに行くの付き合って。今日お昼センパイ生徒会の仕事あって一緒に食べれないから、今渡しに行かないと。」
「え~。」
「一人で3年の教室行きづらいから。お願い!」

半ば強引にきょうこを連れ出すと、3-Aの教室までダッシュした。
教室の前には何故かC組の松岡がいる。あゆみのことを口説いているようだ。
「ももち…」
「克服するいいチャンスだよ!ビシッとしないとケンケンに告白できないでしょ?」
近づく2人に気づいた松岡。
「あ~昨日の。何?俺に会いたくなっちゃった?」
きょうこに気を取られている隙に逃げるように教室に戻って行くあゆみ。
「お友達も一緒?キミも可愛いね。キミも俺に会いに来てくれたの?」
「違います。」
松岡の伝説の視線もももこには効果はなく、呆れた顔で松岡を睨みつけた。
「長野センパイに用があって。」
「副会長?…長野ー!可愛い2年の女の子が呼んでるぞ!」
松岡に呼ばれて教室から出て来た博。
「ももちゃん!」
「センパイ!お弁当届けに来ました!」
「一緒に食べれないのに作ってきてくれたの?ごめんね。」
「何、このコ副会長の彼女?」
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