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High School

第5章 Class4.ファーストキスは突然に(///з///)の巻


今日は球技大会。
隣のクラスの彼女、ゆきにカッコイイところを見せようと快彦が張り切る。
ところがゆきはバレー部のエース。2-Cは最強だった。
「手加減しないからねー!」
「ゆきちゃん、かっこい~けど恐いよ。」
2-Bの女子生徒はそんなゆきにビビりまくり。
そしてももこを睨みつける女子がもう一人。
「准様は渡さないから!」
「あ、あの…球技大会関係ないし。」

結果はボロ負け。
ゆきにカッコイイ姿を見せられなかった快彦はしょんぼりしている。
その横で同じく肩を落とす健。
「おれ球技ダメだから。全然活躍できなかった。」
「でも一生懸命やったでしょ?」
そんな健をきょうこが慰める。
「よし!じゃあきょうちゃん、ストロベリーパフェ食べに行こ♪こないだももちのせいで食べられなかったし。」
「へ?あたしのせい?」
「ももちも一緒に行く?爽やか副会長誘って。ダブルデート。」
「えっ!何でケンケン知ってんの?」
「この間カフェにいるとこ偶然見ちゃってバレたの!」
きょうこが呆れながら言っている。
「ケンケン!誰にも言わないでよ!絶対!」
「そんな恐い顔しなくても言わないよぉ。おれ口堅いし。」
「はぁ!?ちょー軽いじゃん!」
「内緒にしてるほうが悪いの!じゃ、きょうちゃん後でね!」
健はきょうこにだけ笑顔で手を振ると教室から出て行ってしまった。
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