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High School

第5章 Class4.ファーストキスは突然に(///з///)の巻


「ももち~!」
健が嬉しそうに店内に入ろうとしたその時、一人で座っていたハズのももこの席に、トイレから戻って来た一人の男子生徒の姿が。
「あれ?あれって~…爽やか副会長?」
「あ~あ、バレちゃった。」
「な、何で?何でももちと爽やか副会長が一緒にいるの!?付き合ってるの!?」
「そ!」
きょうこはバレたとなるとあっさり口を割った。
「マジでぇ~!?何で?何で?」
「何で?って…」
「クソ~!副会長のやつ~!ももちはみんなのアイドルだぞ~!勝手に横取りするなよ~!」
健が膨れている。
「健チャン、ぜっっったい誰にも喋っちゃダメだからね!」
「剛は知ってんの?」
「知ってるわけないじゃない!言ったら大変なことになるから内緒で付き合ってんの。ま、それだけが理由じゃないけど。」
「こんな堂々とデートしてたらバレるのも時間の問題でしょ。ここおれらもよく来る店だし。」
「自然にバレるまで誰にも言わないでほしいんだって。」
「おれ、ももちは剛と付き合ってほしいと思ってたのにな。剛可哀相だよ。」
「だから、まだ言っちゃダメだよ!ももちだってどうやったら傷つけないで済むか、悩んでるんだよ。」
「やっぱ、後夜祭がきっかけだったの?」
「そう。告白されたんだって。あの時。」
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