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【ガイ】ダイナミックエントリー!【NARUTO】

第4章 【ガイさんが、欲しいのよ】


「ガイさんに守ってもらった処女を、ガイさんに捧げるはずだったのに!!!」
「「「ブゥッ!!?」」」
「うわぁーん!夢野にとっては、本当に好きな人と結ばれることが唯一無二の幸せなのにぃっ!!」

ノンアルコール飲料だけで、泣き上戸の様相を見せる私。
が、これは恋愛に人生をかける私の一族の習性だ。誇りだ。笑いたいなら笑えばいい。私は屈しないぞ!!

「こうなったら、ガイさんに責任を取らせるんだからっ」
「な、何の責任よ?」
「惚れさせた責任ですっ!」
「…横暴だな…」
「夢野一族の純情を思い知れっ!」
「これ、本当にアルコール入ってなかったんでしょうか?」

リーさんが空いたグラスの匂いを嗅いでいる。
テンテンさんとネジさんは、もはや酔っ払いわ相手にするようにまともに取り合ってくれない。

何で私の愛が、理解されないんだろう。
只でさえ年が離れているあの人と私、常套手段じゃあの人は手には入らない。

好きなのよ。
ガイさんが、欲しいのよ。


三人の呆れ顔に反して、私の思いが暴走する。
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