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ペリドットの向こう側【アルカナファミリア・デビト】

第1章 自棄酒



「デビト、慰めてあげよっか」

私は今まで避けていた。
というよりもしようともしなかった誘いをデビトに掛けた。


「つーか、ニコラが慰めて欲しいだけだろ」

「そうかも」

「まあ、いいんじゃねーの?
 島中に祝福されてるふたりから断ち切れねぇ惨めなふたりで慰め合おうゼ」


デビトの行為は私が思っていたよりも随分と優しかった。
消え行く意識の中で、デビトが笑っているのが視界に入る。

あんなに落ち込んでたくせに何笑ってんの。

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