• テキストサイズ

だから僕とセフレになりませんか

第4章 ミルクティの憂鬱


お会計のとき、ジンは当たり前のように二人分の料金を出した。
先ほども払って貰っていた。

「私、自分の分払う」

「いい」

「私のほうがいっぱい食べちゃったもん」

「俺が食わせたんだからいいんだよ」

「でも」

「しつこい」

「...ありがと」

「最初からそう言えよ」

「ありがと!」

とりあえずは払ってもらう事にした。
後で返せばいいだけ。


お店を出て、私はまたジンの腕を抱きつくように掴んで歩いた。
映画館はここから電車で1駅。あのバーの最寄駅だ。

電車の中では顔を見合わせながら談笑。
私はジンの服の袖を掴んで、ジンはたまに私の顔に触れながら話す。
あからさまにうざったいカップル。
距離が近いから先ほどまで彼が吸っていた煙草の香りがした。
/ 35ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp