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LOVE

第12章 FUNKY   (R18)


そこで一度ぶっ飛んだもんだから。


数分呼吸を整えながら仰向けになっていた後、起き上がっていきなり彼女を組み伏せた。

ちょっと目を丸くした後、ニコリと笑う。

まだ体の中心が痺れてるまま、彼女の服を乱暴に脱がせる。
流れでキスしようとしたら、また止められた。


俺の目をじっと見つめる。

俺もその目の奥を見つめる。


磁力が生じたように、ゆっくりと二人の唇が近付く。
柔らかく、吸いつくような唇。



何だろ、この感じ。

いつも、他の誰かを抱いてる時の感覚と全然違う。
胸が高鳴って抑えが効かない。
肌が触れるだけでヒリヒリと火傷しそうなほど、全身が敏感になってる。



湧き上がる衝動を彼女の中に響かせる。
体を揺らしながら、視線が絡まる。
もう自分の意思なんてコントロールできやしない。


・・・・・・最初っから出来てねぇか(苦笑)



彼女の上体を起こして、繋がったまま向き合う。

ところ構わずキスをする。
お互い汗にまみれた髪をクシャクシャに掻き上げる。
重なる胸から鼓動が伝わって、それに合わせて突き上げる。

鼓動のリズムが煽る。
形容し難い感情が合わさって、和音になって奏で始める。

もう何が何だか分からないほど、溢れてくる。


全部全部解き放て!





満天の星空が見える。

部屋の中なのに、無数の星が煌めく。
光の波が輝く。


このまま二人繋がったまま、瞬きの中に溶けてしまえ。









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