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LOVE

第6章 Breathless   (R18)


ふっ、と吐息のように笑った後、私の肩を掴んでいた彼の右手が首筋をなぞり上げる。

何かが這うような、言いようのない快感が走った。



自分でも分かる。
先に進んだら、彼から引き返せなくなる。戻れなくなる。


振り払うように、頭を振る。


和也 「・・・・・ダメなの?(笑)」


言い方は控えめだけど、その目に不敵な笑みを浮かべて、ゆっくりと首筋に舌を這わせ始めた。


ひかり 「んんっ!やめっ・・・」

和也 「やめる? やめてもいーんだけどね?(笑) でもさ、」


彼の指がいつの間にかスカートの下に潜り込んでいる。
あっという間に下着の中に滑り込み、淵を弄ぶ。


落ち着かせるために、飲み込まれないように、大きく息を吐き出すと。


逆にそれを合図かのように。
一度その指を引き抜き、私の目の前でその指の先に滴るものをペロリと舐めた。
目は私を射たまま。

それだけで頭の芯が痺れだす。


右の口角を上げて笑うと、再びその指が私の中へと滑り込む。


ひかり 「やっ・・・・」

和也 「我慢しなくてもいーのに(笑) ここがいいんでしょ。」


あまりに器用にそこを当てられ、グラグラし始める。
もうこれ以上抵抗できない。


彼にしがみつき、まといつき、勝手に声が洩れる。

彼の吐息も熱を帯びて、私の首に降りかかる。


体温を感じだす。









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