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LOVE

第3章 CONFUSION


―――視線を感じる。


チラッと横目で見ると、ニノくんが頬杖付きながらこっち見てる。
口元がうっすら笑ってる。


(何!なに、ナニ、何?!!)


素知らぬフリして肉を口に入れる。

モグモグ噛んでたら、ニノくんの顔が近付いてきて。


和也 「付き合ってんの?相葉くんと。」


み、み、み、み・・・・耳元でっ!
耳元で囁かないでぇっっ!!


視線を全然違う方に逸らしながら肉を飲み込む。


(うっ!喉に詰まる!!)


ビールで流し込む。


ひかり 「つ・・・・きあってる。」


何とか平静を装って応える。


和也 「ふーーーん。」


って言いながら。

って言いながら。

ニノくんの指が、私の髪に伸びてきた。
クルンと巻いた毛先を弄びながら、ニヤニヤしてる。



・・・・・・・。

・・・・・・・。

・・・・・・・。

何なのぉぉぉぉ!!!



何でか分かんないけど、心臓がバックバクして。
顔がもう、異常に熱くって。
冷や汗が出てくる。


何。
何?
何?!

何で私、こんなにドキドキしてんのぉぉぉ?!



落ち着くために、グイッと残りのビールを飲んだら。


和也 「泡、付いてるけど(笑)」


ニノくんの親指がフッと口の横に触れて、拭う感触。


ボーッとニノくんの方を見ると、ニノくんは。
ニヤッと笑ってその指に付いた泡を舐めた。



えっと。
えーっと。
・・・・・・えええええっ!!!

何、これ。
何、これ。
何、これーーーーーっ!!!



何かもう頭がグラグラしてきて、ジェットコースターに乗ってるみたいになってきた。
頭の中が茹だってる。


・・・・・・・どーなるのぉ???(汗)









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