第32章 雨は止む
『私、お茶の用意して来ますね!』
私は徹さんの腕を解いて、キッチンへ向かった。
…思ったけど人数分のコップないじゃん汗
どうしようと悩んでいると一さんと貴大さん、一静さんがキッチンにやって来た。
花「俺ら用事思い出したから帰んね」
松「ありがとね、お邪魔しました」
岩「クソ川置いてくから…頼んだ」
『何も出せずにスミマセンでした!気をつけて!それとありがとうございました!』
私はペコペコ頭を下げながら3人を見送る。
雨はまだ降っていた。
私はキッチンに戻り、2人分のお茶を用意して、徹さんの待ってるところに向かった。