第32章 雨は止む
まるで、"もう、いいから"とでも言うように。
貴大さんと一静さんも頭を撫でてくれる。
恥ずかしい気もしたけれど、凄く安心できた。
『そういえば…なんで今日来たんですか?あ、嫌だとかじゃなくて!!』
及「今日俺達部活休みでさー、それで楓ちゃん家行っちゃおう!ってなったの!」
……ちょっとよくわからなかった…汗
岩「意味わかんねぇこと言ってんじゃねぇよ。テメーが行きたいって言ったんだろうが!」
花「1人だと緊張しちゃう!とか言ったのどこのどいつだよ」
松「クソ川だよ」
徹さんの方を見ると少し顔が赤くなっていた。