第27章 ゴミ捨て場の決戦開始!
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バチッ
翔陽のスパイクを犬岡くんが止める。
やっと手に入れた自分よりずっと大きい相手と戦う方法、翔陽にとって唯一で最強の攻撃が犬岡くんという1人のブロッカーに止められた。
翔陽大丈夫かな…。
今は音駒のマネといえど、やっぱり心配してしまう。
猫「―気力を挫く"人の壁"。打てば打っただけ心は折れて――」
ピリッと空気が痺れる。
ぞく…
猫「―――わらった」
翔陽は諦めてない。
どうしたら打ち抜けるか、方法を探してる。
『…っ』
私はグッと拳を握りしめた。